正しいこと
先日、仲村トオル主演の舞台を観劇。「ハンドダウンキッチン」予習もせずに行ったので、レストランの厨房の中のコメディタッチのお芝居なのかなーって勝手に思いつつ、始まると全く真逆なシュールなお話。仲村トオル演じるオーナーのどんな手を使ってでもクチコミサイトのランキングを上げて繁盛させているやり方に、理想と希望に満ちた柄本佑演じるシェフが反発しながらも、現実を受け入れるまでの心の葛藤と周りの人達も訳ありな人間模様。確かにネット社会の中、味なんて関係なく☆の数や何%に踊らされてる現実がある。味覚も人それぞれ、操作された情報もあったりする。正しいことって何?本当のことなんてどうでもいいのかも、、、本当のことって何?みたいな気になってくるから、仲村トオルのブラックな芝居に引き込まれてました。お芝居なのに本当にあってもおかしくないのかもって…でも踊らされたくはないなって思うこの頃です。
仲村トオル、内に秘めた影のある役は色気がいつにも増してサイコーです!
あtsuko
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